保活中にやったこと

私の住まいは横浜なのですが、認可保育園の待機児童激戦区&息子が早生まれという事で、非常に厳しい事が予測されました。
結果としては、認可保育園の2次募集に当選したけど辞退して認可外保育園に通園することになったのですが、忘れないうちに保活の内容を書いておこうと思います。
 
■近所の保育園の見学をした
育休に入ると同時に、家の近所の保育園を片っ端から見学しました。「お子さんは?」と聞かれ、まだお腹の中ですと答えるとちょっと驚かれることもありましたが、今思うと産まれてすぐは自分も動けないし、子どもを連れて出かけるのも大変だしで、これで良かったと思います。
最初は最寄駅周辺の園(認可、準認可、認可外)を見ましたが、状況が厳しいと分かり2つ隣の駅の周りまで範囲を広げました。見学した園は合計で、25軒くらいになりました。園の情報は、地域の情報誌や区役所でもらった保育園リストなどを参考にしました。
 
■準認可、認可外保育園のキャンセル待ち、予約をした
横浜市の場合、認可保育園は産まれてから(一部例外あり)区役所経由で申し込むしかない様ですが、準認可(横浜保育室。東京の認証保育所に相当)では見学時にキャンセル待ちの受け付けをしてくれる園がいくつかありました。
どこも30人とか50人待ちとかだったのですが、同じ人が複数の保育園に申込をしているので、実数はもっと少ない、結構回転すると聞いていました。ただ5軒くらい予約したものの、実際に連絡がきたのは1軒だけでした(タイミングが合わず辞退しました)。他の園は空きが出なかったのか、年度替わり等で申込が無効になったのかは、不明です。
 
■地元の保育園情報誌を買ってみた
http://www.bi-no.org/guide/site/
うちの近所の場合は、ありがたい事にこのような冊子が毎年5月頃に出版されています。うちの子どもの入園年度は2011年なのですが、その前の年の2010年版から、2年続けて購入しました。
   
■「脱・待機児童!認可保育園”グレーゾーン”入園案内」という記事を読んでみた
http://www.3soul100.com/uraguchi
ネットで情報を調べていて見つけたのですが、結構参考になりました。でも紹介されているテクニックは私は実行しませんでした。
購入ページがちょっと微妙であやしげなのですが、保育園が販売しているレポートで、内容はまともでした。売上は保育園の運営費に充当するとの事なので、詳細は記載しません。
(販売元の保育園のサイト)
http://www.3soul100.com/index-6.html
 
■何月から復帰するか考えた
私の場合、息子が3月産まれなので、1年育休を取って4月から復職、と思いましたが、いくつか問題がありました。
まず、早生まれなので、4月入園だと1歳のクラスに入園することになってしまう点でした。例えば5月産まれの場合、翌年4月に保育園に入園する時は0歳11ヵ月なので、0歳クラスに入ります。0歳クラスは全員新入園児なので、募集人数が比較的多いです。ですが1歳クラスの場合、0歳クラスの子どもが進級するので、新規募集の枠が無かったり、1名だったりする事が多いです(例外もあります)。なので、早生まれだと不利になります。
また、職場に対する印象の事がありました。これは本当にケースバイケースと思いますが、私の場合は比較的育児休業に対して寛容な職場だったので、1年ゆっくり休みを申請しても良かったのですが、早目に復帰して熱意をアピールしたい、1回目の育休を短くしてあわよくば2回目の育休も取りたい、といった事を考えていました(今は2人目はあきらめていますが)。
こういった事情から、会社に対しては、秋か冬頃(息子が6〜9ヵ月の頃)に復職したいと思っているが、保育園の状況次第では4月ないしそれ以降になる可能性が高い、と伝えました。
 
■認可保育園に申し込んだ
私は保活の途中で、4月入園の予約が確定できた認可外保育園を選択することを、ほぼ決めていました(いろいろ比較して、金額が認可と変わらなかった事や、あちこち見学した結果です)。
でも念のため、認可保育園に入園申込をしました。ダメもとでもしかしたら入れるかも知れないと言う事と、もしかして育休延長をしたくなった場合、認可保育園に申込をして落選したという、区役所からの通知書が必要になると知ったからです。この通知書がないと、たとえ区役所の窓口で認可保育園への入園はほぼ無理、あきらめて下さいと言われたので申し込まなかった、などの理由があったとしても、育休の延長はほぼ無理らしいです。
 
。。。いろいろ用意した割には、結局は当初の計画と全然違う事態になったのですが、取りあえず考えられる手段をできるだけ検討して、選択肢を増やしておいたので、柔軟に対応できたのではないかと思っています。